ゆらゆら北陸旅3日目・『杉本博司ー歴史の歴史』@金沢21世紀美術館

さて、ライブ終わって日曜日。
ビジネスホテルを10時半にチェックアウトし、
相方のカヌー仲間であり音楽の相棒である先輩Gさんの金沢のお宅へと出発。
カーナビによれば、ヘリオスから先輩宅へは28キロ。
小松空港から金沢市へ直行するよりもぜんぜん近いのね。
お昼前にGさんの新居に到着。
Gさん、Gさんの奥様と4人で漁港近くの寿司屋でランチです。
店構えが金沢っぽい。


食後は、金沢市民の台所、いきいき市場で晩ご飯の食材を購入。
ガスエビとか、ハコいっぱいで1000円とかだったり、
こういう市場に来ると、お金ばかりかかって鮮度が低い
東京の食卓の貧しさを嘆かずにはおれません。

食材はGさんご夫妻が持ち帰り、我々は金沢21世紀美術館へ。
いいお天気で、タレルの庭もまるで絵に描いたよう。
こんなにいい空が眺められるのは珍しいそうですよ。

ついでに金美の卒業制作展と、特別展『杉本博司ー歴史の歴史』展を見る。
杉本博司の作品はほんのちょっとで、彼のコレクション展示がメイン。
“収拾眼がすごいんだ”と相方は言うけど、よくまあこれだけ集めたね、
お金持ちだね、奥さんに怒られそうだね、という気持ちがどうしても先に立ってしまうよ。
美術館を堪能しているうちにあたりはすっかり暗くなり、
たまたま本日が誕生日だというGさんの奥様のためにお花とケーキを買ってGさん宅へ。
市場で仕入れた蟹(生きてる!)はこのリスバンが金沢取れたての証なんだとか。

生きたまま鍋に押し込んで蒸す。
重石に使えるものはないか?と取り出したのは
GさんのNYADCのトロフィー。トロフィー蒸しっす。ぜいたく〜、

蟹のほかはエビのお刺身、そして鍋で、地酒をくいくい。
お庭につくった露天風呂のにも入らせてもらって、楽しく夜は更けていったのでした。


ヘリオスのチケット取ったときには、雪の中のドライビングも辞さずの覚悟だったのだけれど
行ってみれば雪なんてかけらもなく。北陸道にはオープンカーが走っていたほどの
あたたかい土日。どこかおかしいね地球、と思いながらも楽しかったから
まあいいか。