揚子江で凧あげ

中国出張から帰って来ました
土曜の酒も抜けないくらい早起きして、朝いちの飛行機で再び上海へ。
上海1泊、武漢3泊。日曜から木曜まで4泊5日の中国出張です。
武漢駐在の日本人営業へのお土産に、永谷園ののり茶漬けと鯖味噌の缶詰を持ってったら
めちゃめちゃ喜ばれました。武漢では日本食材を売ってる店はないんだそう。
“シェーシェー”言って、ものすごい勢いでカバンにしまい込んでたっすよ。
かつてモノのない時代のロシアに駐在していた商社マンの奥様方の間では、
市場にバナナが出ているのを知らせた知らせないで骨肉の争いが起きたと言うけれど
ロシアの噂、あながちデマではないかもねえ。
まあ、仕事は大変だったし、ウチの会社の中国ビジネスが過去どんだけ失敗してきたか
愚痴ともつかぬ裏話を食事のあいまにおなかいっぱい聞かされて
負のオーラに帯電した気分になったりもしたんすけど、
最後の日の午後、ちょこっと時間ができたので、
武漢市内に長江(揚子江)を見に行きました!
川幅はさすがに広い。曇り空だったので眺めはあまりよくなかったけど
でもいちおう向こう岸は見えました。川沿いの公園ではずーっと凧を売っていて、
凧好きのオジサンたちが自家製凧をたくさんあげてた。

相方へのお土産に金魚のカタチの凧を購入。
まんなかに小さく「一生平安」って書いてあるんだよ。
いちおう揚げてみると、これが気持ちよくあがるあがる。
日本語ができる現地スタッフの女の子と二人できゃっきゃ言いながら
凧あげしてたら、巨大な自家製凧を空高く高くあげてるオジサンがそばにきて
“これもあげてみるか?”と凧糸のリールを一瞬持たせてくれました。
すごい力で引っ張られたよ。
どうやら長江沿いには凧好きオジサンコミュニティがあるみたいっす。
長江の風をあびて、楽しかった〜。(↓これが金魚)

竹ひごを組んで、化繊の布を貼っただけのシンプルな凧だけど
折らずに飛行機で日本に持ち帰るために、オフィスのみんなが
要らないボードを2枚切って、凧をはさむケースを作ってくれた。謝謝!
というわけで、妙にでかくてものものしいボードを機内にかついで帰国。
なかみはほんの5元(70円)なんすけどね(^^;。