サイモン&ガーファンクル@東京ドーム

相方のおつきあいで、サイモンとガーファンクル
あの声、あのハーモニー、一度は生で聴いてみたいじゃないすか。
予想通り、客層は過去最高齢。ストーンズは、けっこう若い人も来るもんね。
オープニングに、過去からの彼らの映像と、戦後史を象徴するニュース映像をからめた映像が流れる。アポロが月に行く前から歌い、ベルリンの壁が崩壊しても歌い、そしていま東京ドームで歌っている…というわけだ。歌う世界史。もうそれだけで泣ける。
一曲目はふたりだけで『オールドフレンド』。ポール・サイモン、小っちゃ!小粋な帽子で頭頂部を隠しているせいか、年齢は感じさせません。アート・ガーファンクルは神経質そうで険のある感じ。バンドが入って(これが凄テク!)『冬の散歩道』。そっから怒濤のヒットメドレー。さすが高齢化ドーム、お客さんは誰1人立たないよ!(^^;。
それぞれ3曲ずつくらいのソロコーナーもあり、特にポール・サイモンのグル―ヴはハンパない。『GRACELAND』では、そういえば谷口くんて人もいたよな〜ポールサイモン好きだったよな〜どっかで聴いてんのかな〜などと、ドームでただ一人T.Tを思い出し場違いにしみじみしました。すげえなあ、この曲たちの著作権、ぜんぶ持ってんのかー。そう思ったら、だんだんポール・サイモンが大きく見えてきた。
アンコール2回含めて2時間ちょっと。最後の最後は『セシリア』!どんなにノリノリの曲を演ってもビタ1人立ち上がらなかったお客さんたちも、アンコールではようやく立っって踊ってた。よかったよかった。あとちょっとで床ズレができるとこだったよ(^^;。とにかく、ポール・サイモンのギターが素晴らしかったです。あと、いろんな楽器を操るパーカッションのおじさんがすごくてねえ。慎太郎の操るマラカスとは、マラカスが違う楽器に聴こえたっすよ。あのおじさんのいるカラオケスナックがあったら、あたし毎日通っちゃうなあ。。。
終わってドームの人ごみを抜け、春日付近の中華屋で、水餃子、チャーハンに生ビールをあおって、帰宅。現役バリバリのおじいさんたちに元気もらったです。