図書館にようやく返しに行きました。

向田邦子のほうは10ページくらい読んだところで、昔読んだことあるや…って気が付いた。でもまた読んだ。さすがに通底している道徳観はひと時代前だなぁ…とは思うけれど、家族の描き方は本当にうまいね。2話目の“母上様・赤沢良雄”は、戦争に行った世代の息子家族と母親の話で“どんだけ家族がもめても、(戦死せずに)生きててくれてるだけで親孝行”っていう展開にマジ泣き。原田さんはあいかわらずで(笑)。

愛という字 (文春文庫)平凡なんてありえない (PHP文庫)