『チャイルド44』
後輩が「久々にめっちゃ面白いっすよ」と言って貸してくれた本。
読み始めたら、確かに止まらない。ミステリーとしても面白いけれど
スターリン体制下のソ連に暮らす人々の、誰も、家族すらも信じられない
抑圧された生活が実に緻密に描かれていてどんよりと重く、それでいて
ぐいぐい読ませる。読み終わって相方に貸したら、いつも“早く寝ろ”と
うるさい相方が寝やしないで読んでますよ。
リドリー・スコットが映画化するそうなので、それも楽しみ。
主人公のイメージは、個人的にはなんとなくダニエル・クレイグなんだけど。
ボンド演ってるうちはロシア国家保安省捜査官の役とかやっちゃいけないのかなー。
- 作者: トム・ロブスミス,Tom Rob Smith,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/08/28
- メディア: 文庫
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- 作者: トム・ロブスミス,Tom Rob Smith,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/08/28
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カンボジアだかどこだか初のメロドラマを書いたことがあるらしい。
それもすごい話だけど、これが処女小説というのがすごいね。
これを読み終わって数日後に、電車の中で↓を読んでる人を発見。
きっとこの人も『チャイルド44』を読んだのね・・・
そうだ、私も読もう!と思って、即本屋へゴー。
こちらも一気読み。
- 作者: ロバート・カレン,広瀬順弘
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/01/06
- メディア: 文庫
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『チャイルド44』に出てくるソ連人の名前は
役柄と関係なく、ほとんどこの本に出てきます。
外人の名前を考えるときって、そんなもんなんでしょうね。